米投資家 富士フイルムHDのゼロックス買収差し止め求め訴え

  • 国際
2018.02.14

米投資家 富士フイルムHDのゼロックス買収差し止め求め訴え

富士フイルムホールディングスが発表した、アメリカの情報機器メーカー、ゼロックスの買収をめぐって、ゼロックスの大株主であるアメリカの投資家が、買収の内容は透明性に欠け不公平だとして、買収の差し止めを求める訴えを起こしました。
富士フイルムホールディングスは先月31日、アメリカの情報機器メーカー、ゼロックスを買収して子会社の富士ゼロックスと経営統合させることで合意したと発表しました。

これについてゼロックスの大株主であるアメリカの投資家、ダーウィン・ディーソン氏は13日、買収の内容は透明性に欠け不公平だとして、買収の差し止めを求める訴えをニューヨーク州の裁判所に起こしたことを明らかにしました。

ディーソン氏は、前日の12日、同じくゼロックスの大株主である著名な投資家、カール・アイカーン氏と連名で、ほかの株主宛てに書簡を送り、この中で「買収はゼロックスの価値を劇的に過小評価し、富士フイルムに過度に有利だ」として、買収提案に反対するよう呼びかけています。

これに対してゼロックスは声明を発表し、「富士ゼロックスとの統合は、会社と株主に価値をもたらす最善の道だ」として、差し止めに応じない構えです。

ただ、2人の投資家が保有する株式は合わせて全体の10%を超え、中でもアイカーン氏は、2015年に大手タイヤメーカーのブリヂストンがアメリカ企業の買収で合意していたのを断念させるなど、「物言う株主」として知られているだけに、今後の両者の攻防が注目されます。
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