高齢者「除雪できない」 暗い家の中にひとりで 福井

  • 社会
2018.02.14

高齢者「除雪できない」 暗い家の中にひとりで 福井

今回の大雪で一時、積雪が1メートル70センチを超えた福井県大野市では、午前中から日ざしが照りつけ、降り積もった雪がとけ始める中、屋根の雪下ろしや雪かきをする人の姿が見られました。一方、1人暮らしのお年寄りの中には「除雪ができない」という人もいます。
大野市若杉町の奥島一子さん(84)の住宅では、屋根に積もった大量の雪がとけて下に落ちたため、窓の大部分が雪に覆われています。窓から光がさし込まず、部屋の中は昼間でも薄暗い状態です。

84歳の奥島さんは1人暮らしで、除雪作業が難しいうえ、屋根から落ちてくる雪で住宅の周りの雪が増えるいっぽうなので困っています。

奥島さんは、「屋根の雪が徐々に落ちてきて、とても1人では取り除けません。除雪を業者に頼みたいと思いますが、多額の費用がかかるので、どうしようか悩んでいます」と話していました。

“1人では除雪ができない”

大野市若杉町の奥島一子さん(84)の住宅では、屋根に積もった大量の雪がとけて下に落ちたため、窓の大部分が雪に覆われています。窓から光がさし込まず、部屋の中は昼間でも薄暗い状態です。

84歳の奥島さんは1人暮らしで、除雪作業が難しいうえ、屋根から落ちてくる雪で住宅の周りの雪が増えるいっぽうなので困っています。

奥島さんは、「屋根の雪が徐々に落ちてきて、とても1人では取り除けません。除雪を業者に頼みたいと思いますが、多額の費用がかかるので、どうしようか悩んでいます」と話していました。

雪かきも慎重に…

一方、大野市の中心部から南に2キロほどに位置し、山すそに住宅が点在する深井地区では、家の屋根に1メートル以上の雪が積もり、中には雪が屋根から大きくせり出しているところもあります。

13日は午前中から、雪を屋根から下ろす人や、家の前の雪かきをする人の姿が見られました。

車庫の周りを雪かきしていた80代の女性は、「屋根から落ちてくる雪に埋まってしまったら声も出せず助けを呼べないので、上を見ながら気をつけて雪かきしています」と話していました。

福井市では生活道路の除雪が本格化

積雪が一時1メートル47センチに達するなど、昭和56年以来の大雪になった福井市では、物流の要となる幹線道路の除雪を優先的に進めたため、生活道路の除雪が十分に進まず、市にはこれまでに除雪を求める2000件以上の電話が寄せられています。

大雪のピークが過ぎ、幹線道路の除雪が終わった13日夜から、生活道路の除雪が集中的に始まっていて、このうち福井市宝永の市道では、13日午後8時すぎから、市の委託を受けた建設会社が重機で除雪を行い、次々とダンプカーに積み込んでいました。

酒店を経営する56歳の男性は、「除雪してもらうと本当に助かります。明るい希望が見えました」と話していました。

除雪業者には疲労の色も

一方、除雪を行う業者は、日に日に疲労の色が濃くなっています。

福井市によりますと、除雪作業は、渋滞を引き起こさないよう交通量の少ない夜間に行われることが多いですが、対象となる道路は総延長がおよそ1800キロにも達することから、連日、作業が続くこともあるということです。

福井市内の建設会社の作業員の男性は、「夜から朝までの作業が1か月以上続いているのでかなりきついですが、少しでも役に立てればと思い、つらい中で頑張っています」と話していました。
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