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光る植物を電球代わりに? 研究進む植物ナノバイオニクスの世界

  • 国際
2018.04.15

米オハイオ州ヤングスタウンで実施された研究では、市内の緑豊かな地域で犯罪が比較的少ないことが判明した。別の研究によれば、職場に観葉植物が飾られている場合、従業員の生産性が15%上昇することが分かったという。

マサチューセッツ工科大学(MIT)のエンジニアはこれをもう一歩押し進めた。多様で、風変わりでさえある機能を担わせるため、植物の組成に改変を加えたのだ。

こうした植物の中には、葉に印刷されたセンサーが水不足を伝えるものや、周囲の3次元画像を記録して送信できるものがある。さらに、爆発物に使用される化学物質を地下水内で検知できる植物もある。

一連の試作品は、「植物ナノバイオニクス」と呼ばれる新たな学問分野に位置づけられている。研究分野とその名称はいずれも、MITのマイケル・ストラノ教授のグループが考案した。

最近のプロジェクトのひとつでは、ケールやクレソン、ホウレンソウなどを使った実験で植物を光らせることに挑戦。クレソンの葉にナノ粒子を埋め込むことで、3時間半にわたり弱い光を生み出すことができると突き止めた。

この研究ではまず、葉をナノ粒子の溶液に浸し、次に高圧にさらす。これにより気孔と呼ばれる小さな穴から葉の中に粒子を浸透させる。

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